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和柄のお話~波に兎文様~

和柄のお話 『波に兎

ようこそ皆様!

今回は『』文様について紐解きます。

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日本では古来より『月と兎』『梅と鶯』『紅葉と鹿』『竹と虎』『波と千鳥』『雲と龍』など、組み合わせの決まった図柄が好まれて様々な面で用いられてきました。

今回ご紹介する『波に(と)兎』もそのひとつでございます。

『波に兎』の要素、まず『』は水です。その為、防火や火除けの守りとされています。次に『』は、子孫繁栄や豊穣を司る月の精霊です。その為おめでたい瑞獣とされてきた生き物です。

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この図柄の由縁としてはよく、二つの物語が挙げられます。

一つめは隠岐の島から稲羽(因幡)へ渡る手段がなかった兎が『あなたの一族を並べ、私の同族のどちらが多いか上を跳んで数えて比べよう』と鮫を騙してその上を跳ねて海を渡り、最後には革を剥がれてしまうずる賢い兎が主人公の『因幡の白兎』です。

『跳ねたのは鰐鮫(わにざめ)の背の上で、波の上ではなく』、『鰐鮫を騙したずるい兎』を『波に兎』の『火防の波』と『慶事の瑞獣たる兎』に当てはめるには…ちょっと無理があるようですね…では、

二つ目は謡曲『竹生島(ちくぶじま)』の歌詞に基いている可能性が高いかもしれません。

竹生島もみえたりや:竹生島も間近に見えてきました

緑樹影沈んで 魚木に上る気色あり:緑の木々が陰影も濃く湖の中にまで映っています。 湖の中を泳いでいる魚が木に登っているようにみえますね!

月海上に浮かんでは 兎も波を奔けるか:つきが湖面に映えて浮かんでいるように見えるときは きっと月の兎も湖面の波の上を駆け跳ねているのでしょうね

面白の島の景色や:竹生島の景色は趣があって素晴らしいです♪

まず『竹生島』は滋賀県の琵琶湖の中にある島です。弁才天を祀っていて、江ノ島と厳島と共に日本三大弁才天をされています。庶民の間でも愛され歌われ、演じられてきました。

その情景もまた図案化され、多く用いられ、最初にお話したように神話や縁起と相俟って江戸時代の初期から中期にかけて更にこの図柄が広まり人気の的となったのです!

0252571なんと、可愛らしいこの家紋も縁起のいい『兎』であることと、特に『波』が日本人の持つ無常観を表現する最適の図柄とされ、寄せては引く並みの姿が用兵の妙に通じるとして武家に好まれています!

この他にも武家を中心に『波に兎』は多くの展開をされて用いられています。

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手拭や着物の模様など、今も尚愛されている文様ですよね。

そもそも、兎は海にも、ましてや月にも…いえ、もしかしたら本当は暮らしているかもしれませんね! 和柄を通して物語りはこれからも継承されてゆくのでしょう。

【波に兎文様はこちら⇒(・x・)

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